よくあるご質問一覧 > 姿勢と運動に関するご質問一覧 > 発育期のスポーツ選手に多くみられる腰痛
部活動をしていて腰に痛みがありましたが、骨には異常がないといわれました。これはどういうことなのでしょうか。この腰痛は治るのでしょうか?
発育期のスポーツ選手に多くみられる腰痛としては、腰椎分離症、椎間板ヘルニア、筋・筋膜性腰痛などがあります。「骨には異常がない」場合、筋・筋膜性腰痛だと思われます。
筋・筋膜性腰痛は、腰椎の運動制限や腰部全体の筋肉のこわばりがあり、下肢の筋肉(大腿四頭筋・ハムストリング)のつっぱりが強く感じられます。そして下肢の筋肉がつっぱていると、腰はお尻を突き出して胸をそらした姿勢(腰椎前湾の増強)をとってしまいます。この不良姿勢のため、背筋に持続的なストレスがかかり、腰痛を生じます。
予防法としては、下肢の筋肉のストレッチや体幹の筋バランスをとるエクササイズが上げられます。
オンラインレッスンの「前屈しやすくなる体操」や「自宅でも出来る 簡単エクササイズ」を参考にして下さい。