さあ、体の歪みをチェックしたら今度は実際に姿勢を悪くすると体がどのように動きが制限されるが体感してみましょう。
いかがです?カラダがぜんぜん回らないでしょう?1度でも股関節を内側に向けると、カラダの回旋が制限されてしまいます。街中でつま先を内側に向けて歩いている女の子がとても多いですね。股関節が制限されると腰痛を引き起こしたりするので、要注意ですよ。
☆OK!(つま先外向き)
☆内股になったとたん、ま、回らないっ!
バンザイになっていないと思います。腕が上に挙がらないでしょう?
猫背になると骨格的に腕を挙げる動作ができなくなるのです。
☆OK!背筋を伸ばして万歳!しっかり腕は上がります。
☆猫背になると、あらら?腕が上がりにくい〜!
空気がカラダに入っていく感じがしないと思います。息をすることが苦しいですね。息を吸う時は反射的にカラダが伸びないとスムーズに空気が入ってくれません。猫背を長時間していると呼吸が浅くなり疲れやすくなるのも当然ですね。
☆猫背で深呼吸できますか?なんともいやな感じですよね。不自然というか・・・。
骨盤が前に傾いている状態から後屈しようとすると腰が痛くなりませんか?骨盤が前傾の人は骨盤が後傾できず、腰の骨だけで無理やりカラダを反らそうとするので腰椎(腰の骨)に強い負荷がかかってしまいます。
☆骨盤前傾姿勢で後屈しようとすると骨盤と背骨の付け根に負担がかかって痛いですね。
骨盤が後ろに傾いている状態から前屈しようとすると、カラダが前に倒れにくいですよね。手が地面につく気もおきないと思います。
骨盤が前傾の場合と同じく、骨盤が後傾のままだと、前屈をする際に大事な股関節の屈曲動作(お尻を後ろに突き出してカラダを折りたたむ動き)ができなくなります。
☆骨盤後傾姿勢で前屈しようとすると、股関節が使えず腰で無理やり曲げようとするので腰に負担がかかります。大人になるとヘルニアになる恐れがありますよ〜。
いかがですか?
ちょっとした姿勢の歪みが動作に影響を及ぼすことが実感できましたか?
姿勢の大切さを身をもって感じていただければ幸いです。
すくすくトレーニングでは、姿勢の癖を招いている筋肉や骨格にアプローチして人間が本来持っているカラダの動きを再教育し、自然な姿勢を保てるカラダ作りのお手伝いをやっています。